2019.10.24
今日は、くろとりピアノ教室の幼児ピアノ個人レッスン(年少〜年長)について、書いてみたいと思います。
小諸市のくろとりピアノ教室です。
いつもご覧頂きまして、有難う御座います。
はじめに、ご入会されて5か月の生徒さんのご紹介から。
まだ4歳・年少という、小さな生徒さんですが、レッスン室に入る際、私が戸を押さえて「どうぞ。」と言うと、必ず「ありがと。」と言ってくれます。
何かをしてもらった後にも、必ず「ありがと。」と言ってくれるのが、また可愛いのです。
そして、レッスンの始まりと終わりのご挨拶のお辞儀が、とても丁寧ですし、連絡ノートの提出の仕方も上手なのですよ。
レッスン中は、本当に楽しそうにピョンピョン跳ねていることもあり、喜び・楽しさを全身で表現しているかのようです。
一方、この年齢でも、じっとするべき時はじっとして、集中出来ますので、レッスンが順調に進んでいます。
テキストを一緒に見ていて、自ら発見することがあったり、習ったことのまとめを自分で気付いたり、ルールを理解出来て、真似っこも上手。
お家の方からの連絡ノートによると、
朝、「今日はピアノの日だよ。」と言うと、「やった~!」と言って喜んでくれるのだそうです。
そのことを本人にお話ししたら、「ピアノが一番好き!」と言っていました。
ところで、ピアノを弾くためには、その前段階で必要な知識があります。
それは、
① 音の高低が分かること。
② 左右の違いが分かること。
③ 指の番号が分かること。
④ 音の配列が分かること。
⑤ 鍵盤の仕組みが分かること。
⑥ 五線の仕組みが分かること。
⑦ 音符・休符の記号と意味が分かること。
⑧ リズムが分かること。
段階を経て、
⑨ 楽譜の音を読むこと。
⑩ 楽譜から読んだ音と鍵盤位置が一致すること。
以上のことを理解していないと、「⑪楽譜を見て弾く」ことには繋がらないのです。
ですから、くろとりピアノ教室の幼児ピアノ個人レッスン(年少〜年長)では、ピアノを弾くための準備から入ります。
上記に書き出しただけでも、ピアノを弾くためには、頭の中でかなり高度な情報処理をしていることが分かりますよね。
こうして、脳には、考える回路が作られ、どんどん刺激を受けていくのでしょう。
レッスンでは、繰り返し学びながら、知識の定着を図っています。
4歳児は、発達段階的にも、指がまだしっかりしていないため、実際、弾くというよりは、鍵盤に親しむ、触れる時期です。
前述の4歳の生徒さんも、今、ピアノ演奏への準備をしています。
これらの準備段階を経て、今、「⑪楽譜を見て弾く」に入っている6歳・年長の生徒さんは、夏に初めての発表会を経験しました。
こちらの生徒さんのステージ上の姿をご覧になったお客様が、
「習ったことを丁寧に表現し、誠実で堂々としていて、私は感動しました。」
と感想をお寄せ下さいました。
近頃、こちらの生徒さんのお家の方からも、
「リズムもきちんととれるようになったようで、違和感なく聞けるようになりました。成長が感じられ、嬉しいです。」
発表会についても、
「初めての発表会でしたが、しっかり演奏出来てよかったと思います。どんどん上手になっていくので、これからも楽しみです。」
と、お喜びの声を頂いております。
近い将来に、お子様がピアノを奏で、楽しむ姿へと繋がるよう、いつの段階でも、気長に、根気強く、お子様の成長を見守っていく。
それが、くろとりピアノ教室の幼児ピアノ個人レッスン(年少〜年長)です。