2018.08.31
小諸市のくろとりピアノ教室です。いつもご覧頂き、有難う御座います。
夏休みを終え、2学期が始まった8月、
ミュージックキー認定試験メソード部門・7級の合格者が誕生致しました。
今から1年4ヶ月前に、ピアノを始めたこちらの生徒さん。
レッスンが始まって直ぐに、お母様から、『娘は、ピアノは毎日練習をするものと知り、驚いていました。』と、お知らせ頂いたことが思い出されます。
あの日から、この生徒さんが、一生懸命練習をして来てくれる日々が続いています。
入会5ヶ月目で、お母様から、「いつの間にか音読みが出来るようになっていて、驚きました。」とメッセージを頂きました。
自宅練習では、新曲の宿題が嬉しいのに上手く弾けず、悔しくて泣いて練習したと、生徒さんからも、お母様からも、お聞きしたことがあります。
曲がお丸にならなかった時は、ショックを受けて帰るけれど、その分、頑張って練習をしているそうです。
やはり、悔しい気持ちを持っているからこそ、頑張れるし、伸びるのだと思います。
7ヶ月で、自分で譜読みをして弾くことが出来始め、毎日弾くことにも慣れてきました。
古い鍵盤楽器の絵に興味を示していたのも、この頃でした。
12ヶ月目には、テクニックの本をヒントに、移調というものを自分で発見し、私に報告してくれました。
この頃から、今回の認定試験の課題曲2曲の練習と、発表会用の曲、次なる目標の曲などに順次取り組み始めました。
生徒さんの様子を見ながら、順次、曲をお渡しているとはいえ、多くの曲数を抱えていた中でも、初めての発表会も、初めての認定試験も、自分なりに時間を見付けて練習をし、とても頑張って乗り越えてくれました。
そうそう、発表会のホールのグランドピアノは、河合楽器さんの最高峰ピアノ「シゲル・カワイ」でしたが、特に何のピアノとお話をしていなくても、ピアノの良さに気付いたのは、こちらの生徒さんでした。
初めての・・・・が多かった夏、心に残る夏になったと思います。