2018.08.24
9日間のお盆休みが明け、今週月曜日からレッスンが始まっております。
お休み中、生徒さん達は練習が沢山出来たようで、それぞれに上達が感じられ、嬉しいスタートとなっています。
小諸市のくろとりピアノ教室です。
いつもご覧頂き、有難う御座います。
お陰様で、小諸に「くろとりピアノ教室」が誕生して、今年で25周年を迎えました。
また、創始者の実姉から教室を引き継いだ私の指導歴も、間もなく20年を迎えようとしております。
今までに沢山の方々とのご縁を頂き、教室を支えて下さった皆様には、心より感謝申し上げます。
振り返れば、教室を引き継ぐことになったいきさつは、実姉のアメリカ移住が決まり、後継者の話が私のところへ来たことに、話はさかのぼります。
最初、「私に教えられる訳ないよ。無理だよ。」と、一度はお断りをしましたが、再び勧められ、これが宿命なのか、ピアノ教師の道に足を踏み入れることとなりました。
略歴はプロフィール欄がありますので、ここでは割愛致しますが、それまで私は、大学を卒業し、会社員でしたので、教室独自の発表会に生徒として参加したり、会の進行などをお手伝いしておりました。
それが、それまでとは立場が変わり、引き継ぐための研修を始めることとなったのでした。
まずは、姉が生徒さんにレッスンをしている処を、ノートに記録しながらの見学から始まりました。
この時の記録ノートは、レッスンの進め方や子供との接し方など、指導者としての大切な教科書となりました。
その後、レッスンのお手伝いをしながらの研修を積みました。
研修期を経て、いよいよ独り立ちしての最初のレッスンの時は、緊張したことを覚えております。
感謝すべき事は、私の代になっても、皆様が変わらずに通い続けて下さったことです。
長きに渡って通い続けて下さった皆様のお陰で、指導者としての経験値を育てて頂きました。
本を読んだり、セミナーに参加したり、指導法や自分自身のピアノレッスンを受けに東京へ通ったりと、学びと経験を積ませて頂き、駆け出しだった頃のレッスンよりも、現在は、進歩したものを御提供出来るようになったと、自負しております。
今までに、悔しい思いをしたことも何度かありましたが、その悔しい思いがあったからこそ、「今の自分に出来ることは何か?」を考えさせられ、乗り越える為に努力し続けることの原動力となったのだと思います。
子供の頃に読んだ本に、
「順調な時こそ、自分が最も辛かった時のことを思い出しましょう。」
という言葉がありました。
25年に渡り、教室をご愛顧頂いている事に感謝の心を忘れず、これからも前進し続ける教室と指導者でありたいものです。
今までにくろとりピアノ教室に通って下さった皆様と御家族の皆様、現在通って下さっている皆様と御家族の皆様、教室に係わって下さった全ての皆様、本当に有難う御座いました。
そして、これからも、くろとりピアノ教室を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。