2018.03.23
小諸市のくろとりピアノ教室です。いつもご覧頂き、有難う御座います。
ピアノを弾くためには避けて通れない譜読み。
コンクールの審査員を務める或る先生の御著書に、コンクールで上位入賞をしていても、自力で譜読みが出来ない人もいて、この人はいつかどこかで壁にぶつかると書かれています。
耳コピだけでピアノを弾いてしまう人がいる現実の中、譜読みについて、深く知りたくなり、2018年に入ってから私は、「本当の譜読み力をつける」と題した講座で、「譜読みをめぐる現状」や「譜読みの歴史」について学んでいます。シリーズものの講座ですので、まだ続きますが、そちらで学んだ事もいつか書けるといいなと思っています。
ところで、二年前の春、保護者の皆様全員にアンケートを実施し、貴重な回答を賜りました。
アンケートの中で、「ピアノを習わせて良かった事と、続ける意味」についてお尋ねしました。
その結果を、今日はご紹介致します。
・ 楽譜が読めるようになり、楽しんでやっている。続ける事で、集中力や目標に向かって努力する事が身についてほしいです。
・ 心が豊かになると信じております。一つのおけいこ事を長く学んで、大人になった時、ピアノが弾けてよかったと感じてほしいです。
・ (テクニックに)苦労していますが、頭の体操になっているのかなと思います。未知の事に挑戦することで、集中力や自信をつけていってくれたらと思います。せめて、楽譜位は、支障なく読めるようになってほしいと思います。
・ 好きなことなので、上達したことを自身の喜びと成長の自信にしているところがよいと思います。ピアノは、音楽の基礎となるものなので、他の楽器につながることや、その人の個性の一つになることが、大切なつづける意味と考えています。
・ 少しでも家の中にピアノの音色が流れて、家族がとても癒されております。ピアノが弾けることで、少しでも自分に自信が持てたら良いなと思います。
・ “物事に対して、積極的になった。”そう感じます。今までは、やる前から“出来ない”と消極的な事ばかり言っていましたが、“やってみたい”と自分の方から言えるコになりました。続ける意味は、音楽を通じて、“努力は必ず報われる”と言うことを学び実感していく楽しさだと思います。
・ 本人が、頑張りたいと思っている限り、続けさせたいと思っています。
どちらの保護者の方の御回答も、我が子を大切に想う温かなお気持ちが伝わってきて、読ませて頂くこちらも、心が温かくなるのと同時に、今後もお一人お一人を、レッスンの中で大切に育てていきたいと心から感じました。
貴重なお時間を割いてお答え頂いたアンケートは、教室にとっての大切な宝物です。
2018年3月現在、くろとりピアノ教室は、お陰様で満員となっております。
空き時間枠のご用意が整いましたら、トピックスにて新規入会生の募集・無料面談のご案内をさせて頂きます。
お手数をお掛けして恐縮ですが、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。