2017.03.10
小諸市のくろとりピアノ教室です。
ご覧頂き、有難う御座います。
先日、お雛祭りの日に近かった「プレ・ピアノ親子個人レッスン」では、4月からの年少さん以上対象の(通常の)ピアノ個人レッスンスタイルに慣れる為、初めて机が登場しました。
ピアノや机の前で、じっと座っていられるための練習なのです。
机の前で、テキストを使った作業をしたり、手指を使った今までの「ぺったんこ」よりもパワーアップした作業として、この日は特別に、紙皿のお雛様を作りました。
手指を使う作業は、ピアノを弾くための準備として、手指と脳の連携を図っています。
今まで通り、お雛祭りのお歌を歌ったり、お歌に合わせて小物楽器を鳴らしたりもしました。
お写真が無いのが残念ですが、成長が目覚ましい「プレ・ピアノ親子個人レッスン」です。
一方、通常のピアノ個人レッスンでは、小学校低学年の或る生徒さんが、「手品師」という曲に入りました。
宿題に出すため、教室で予習レッスンを行ったところ、
「今度の手品師っていう曲、楽しみだな~。」
と、この曲を気に入ってくれた様子でした。
そして、こんなことを話してくれました。
「あのね、ママがね、『最近、素敵な曲が増えて来たね~。』って言ってた。
私が、両手で合わせられるようになった曲を聴いて、そういう風に言ってたんだよ。」
「それからね、こうも言っていたよ。」
・・・と、お家での様子を話して聞かせてくれました。
くろとりピアノ教室で採り入れている、「ミュージックキーピアノ指導システム」で最初から育ってきた生徒さんです。
お家の方と、ピアノを通して音楽のお話が出来るって、素敵な環境だなと思います。
一昨日、恒例の東京・表参道での学びの場へ行ってきましたが、そこで一緒になった他の先生も、「ミュージックキーピアノ指導システム」で育った生徒さんは、楽譜が読めるようになったという成果を話して下さいました。
入り口で時間が掛かっているように見えますが、楽譜を読めるようにする為に重要な時間であり、それが実は、「急がば回れ」となっています。耳コピなどの見せかけだけの弾けたでは無いことを目指して、日々レッスンに励んでおります。