2012.01.25
ご覧頂き、有難う御座います。小諸市のくろとりピアノ教室です。
以前、小諸市内の、とある「センター」のお祭りで、歌の団体様の伴奏をさせて頂いた事が
あります。
何らかの手違いがあったそうで、急な仕事としてお話を頂いたので、
あまり準備期間の無い中でしたが、短期集中練習をし、無事、お役目を果たすことが
出来ました。
その持ち時間の最後に、会場に観にいらしていた方達と一緒に、季節の唱歌を歌ったところ、ある一人のお爺さんが、とても幸せそうに身体を揺らして歌って下さいました。
後で聞くところによると、普段はそういったイメージの方ではないそうなのですが、きっと、
心から唱歌を懐かしみ、楽しんで頂けたのであろうと思います。
また、別の時ですが、ご年配の男性から、「母校の校歌をピアノで弾いたものを録音して
欲しい。」という依頼をお受けしたことがあります。
完成した音源を、男性に聴いて頂いている時、嬉しそうに目を細めていらした横顔も、
とても印象的でした。
いずれも、音楽を通しての出逢いであり、ご高齢の方それぞれの心の中に、音楽の物語が息づいているのを感じました。
音楽は、幾つになっても、人々の傍に寄り添っていてくれるのですね。
くろとりピアノ教室へ通って来てくれる子供達には、「大人になっても、ピアノを弾く楽しみを
持ち続けていられる」・・・そんな「ひと」に育って欲しいと願っております。
そして、大人の方々には、人生の楽しみの一つとしての「ピアノライフ」をお手伝いさせて頂きたいと思います。
今年も、頑張りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。