2025.05.16
今回は、弟子から見たショパンーそのピアノ教育法と演奏美学 音楽之友社 2020年6月30日 第1刷発行 から
ピアノは西洋の楽器です。
一般に言われているれている卵の形の手?
そして、肘で逃がすの?
指をあげて弾くの?
手首はどうなの?
ピアノの練習方法は、どうなの?
「歌って」と言うけれど、どうなの?
「弟子から見たショパン」を読むと、ピアノについて全く違います!!!
一部分ですが、どう弾いていたか、わかります。
少し読みにくい本ですが、まだ初版が5年前で、ようやく日本に!!
日本に伝わるのが遅いですね。
ショパンは
過度に強いピアノの音には耐えられなかった。そんなものは「犬の吠え声だ」と言っていた。(p48)
柔軟性をみにつける事がショパンの第1目標でした。
こわばった弾き方をすると彼は絶望的な気持ちになってしまうのです。
指をミ ファ♯ ソ♯ ラ♯ シ の鍵盤において手の位置を決める。
長い指で黒鍵を、短い指で白鍵を押さえる。
柔軟な手ー手首、前腕、腕、全ては手が命じるままに動く。
支点となる人差し指でへだった音域を弾く為に手を二分する。
「足のほうまで、体全体をしなやかに保ちなさい」とショパンはいつも言っていた。
ショパンは、比較的小さな手幅の広い和音をつかむ事が出来ました。
音程のかけ離れた大変難しいパッセージを、彼はレガートで演奏するのでした。
その時休まずに動いているのは、腕ではなく手首のほうなのです。
ショパンはが勧めてくれたのは、指を軽く自然に落とす事でした。
全てを粒の揃った音で弾ける様になるのが目的では無いのだ。
私にとって完成されたメカニズムとは、美しい音をニュウアンスをつけて弾く事が出来ると言う事なのだ。
ショパンは、レガートでない演奏を、鳩ちだと言っていた。
レガートの時は、音をつなげるばかりでは無く、指が鍵盤に貼り付くように弾く事。
鍵盤に落とす指の重さを調節する事によって、最大限にも最小限にもどんなニュウアンスでも表現出来る様に練習する事。
ーー指を独立させる5指練習ーー
手が上手く使えて、しかも美しいフォームになるようなポジションは、手を軽く鍵盤に乗せ、5本の指でミ、ファ♯、ソ♯、ラ♯、シの音を押さえると得られる。
彼にとっは、これが正常なポジションであった。
そして生徒にはこのポジションのままで、指の独立性を頑固たるものにする練習させていた。
この場合、スタッカートから始まる。
次は、スタッカート=レガート(ノンレガート)、又は、重いスタッカートで、もう少し長く指で鍵盤を押さえる練習だ。
それから、本当に音を繋げる練習に移る。
スタッカート=レガートからアクセントのついたレガートへ、さらに指を高く上げるレガートへと移って、最後にFFからppへ、andanteからprestissimoへと思いのまま変化させながら、指の動きを強調して、自由な弾き方でレガートを練習するのではある。
テンポを変えずに非常に速く音階を弾けば、誰も音の不揃いには気がつかない。
ショパンは、全て音楽と言葉の類似に基礎にして、様々なフレーズに分け、音の強弱や速度に句読点をつけ、ニュウアンスをつけることを旨としていた。
ーーベルカウント唱法、ピアノによる朗唱法と充実した響きの手本ーー
自然な演奏が出来る様になるには、イタリアの歌手を頻繁に聴きにいくようにするのが1番良いというのが先生の意見であった。
彼らの伸びのある単純明快な歌い方音声の使い方に見られるゆとり、そのゆとりが歌手に与える伸びのある音である。
手首の動き、それは声楽における呼吸である。
ベルカンウント唱法、「スタッカートから始まるって!」知らなかった方が多いですね。
どういうふうに弾いていたか、ピアノの練習等が書いてあります。
ピアノの歴史!
分厚い本で498ページあります。
生徒さん、親御さんには、わかりやすく丁寧に説明しています。