2025.03.18
ピアノってどう弾くの?
手の形は?
ピアノ演奏芸術 音楽之友社より 一部抜粋です。
演奏は、大まかに言えば、第1は演奏されるもの、第2は演奏者、第3は楽器です。
ピアノ作品を演奏するする事を可能にするほどの技術に到達するには、必ず、人間が具えている生まれつきの解剖学的な運動能力の全てを使えるようになる必要があり、かろうじて動きが感じ取られる指の最終関節、全ての指、手、前腕、鎖骨と肩甲骨等に始まって背中に至るまでの、いわば●●ー胴体の上部全てー●●を意味します。
誰にでもよく知られている、その着弾距離の点で独創的なピアノの公式 ●●●ーミ・ファ♯・ソ♯・ラ♯・シ・ー●●●は、ショパンのピアノ演奏第1回目のレッスンの内容です。
●5つの音符からこそ、ピアノ演奏全ての方法論、生徒にピアノ演奏技法の自己発見を促す教授等、これこそ土台であり、この1つの小さな公式が、本当に非常に沢山の分厚い書物を束にしたより重いのです。
●手や指は最も具合が良く、最も自然で、最も緊張をほぐしたポジションを取ることになります。
第1指と第五指は、黒鍵より低いところにある白鍵にあたり、長い指である第2指、第三指、第4指は白鍵より高いところにある黒鍵にあたるからからです。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・の白鍵のみに5つの指を置くポジションが、これに比べていかに不都合で不自然かという事は誰しもが理解出来る事です。
ショパンはこれら5つの音を順番にレガートではなく弾かせました。
レガートではなく、手首の関与の元、軽いボルタメントで個々の指の関節が完全な柔軟性と自由を感じる事が出来るように弾かせたのです。
弾いている人に、楽器の密着さを覚えさせます。
ピアノから音を出す引き出す際には、手(指、前腕、その他)のエネルギーは音のエネルギーに移っていきます。
打鍵のエネルギーは、打鍵の力Fと、手を鍵盤に下ろす前に手を上げる高さhによって決まって来ます。
打鍵の際、手はFやhの大きさ次第で、様々な速度Vを持ちます。
この速度の大きさVと、打鍵している物体(指、前腕その他)の質量mこそが鍵盤によってうけとめられるエネルギーに影響を与えます。
●ピアノを弾くには、F(打鍵の力) h(高さ) v(速度) m(質量)です。
ミ・ファ♯・ソ♯・ラ♯・シについて、ピアノの弾き方・ピアノの音の出し方を生徒さんにわかりやすくお伝えしています。