2018.02.08
「ピアノ演奏芸術」音楽之友社、著者はゲンリッヒ ネイガウス 2003年6月10日 第1刷発行2017年11月30日 第8刷発行
音について、ピアノの弾き方、生徒さんの教育など、どう弾いていたのか、ようやく日本に出版されました。
本の内容の一部です。
ゲンリッヒ ネイガウスは、ブーニンピアニストのおじいちゃんです。
ネイガウスは、ギレリスやリヒテルを育てた先生でもあります。
ピアノの弾き方、音の出し方などピアノの必要なことについてが書いています。
運動器官に関しては、良い音の道連れは次に3つです。
🎵完全な柔軟性、次に筋肉の力を抜いた腕の重量、すなわち🎵手は肩から鍵盤に触れる指先(打鍵の正確さの全ては指先に集中される迄力を抜く事です。
そしてもう一つは、速い、軽やかさきまわりない音でのかろうじて聴き分けられる素早いタッチから、音の最大限の威力を達するために🎵身体の全体の動作も加えた巨大な押す様な打鍵に至るまで、確信を持って目的に合わせつつこの重量を調整する事です。
ピアノできちんと体勢を整えるよりもなお一層難しい🎵ー運動動作上の問題ー🎵である。
ということです。
技術を話す時、音に関して話さなければいられないのです。
ピアノの名人は、それぞれ個人的な音のパレット、つまりーー音色の集まりーーを持っています。
耳に聞こえる音楽全ての本質は🎵「歌う事」だという事です。
ピアノの作品は、旋律の美しいさに満ちているという事、どのようなピアニストでも一番最初に気配りすべき事は、ー深みのある完全な音と、垂直的にも水平的にも数え切れない程の音の濃淡を持ち、どのような微妙な音の違いも表現出来る豊富な音色を創出する事ーではならないのです。
どのような楽器で音楽を学び始めるにしても、音楽を頭の中にはっきりと捉えて保ち、心に秘め、自分の耳にそれが聞こえているー
🎵ピアノを弾くには、F(打鍵の力) h(高さ) v(速度) m(質量)である。
演奏では三つの基本要素でなりたっています。それは、演奏されるもの、演奏する人演奏を実現させてくれる楽器です。
教育現場では、たえず繰り返し指導しなければなりません。
三要素の中のいずれか一つの方向にひどく偏ってしまう傾向があり、特に、内容理解の軽視(芸術的イメージ)、楽器技術的習得への注意です。
技術は、日本語のテクニックに相当しギリシャ語のテクネーと言う言葉から出ています。ところが、テフネ(ロシア語)は芸術の意味を意味します。
音楽が音の芸術である以上最も大切な責務は、【音を研究】する事です。
アントン ルビンシティンのピアノについて言葉を言って聞かせますー
🎵●●●「きみはこれがただ一つの楽器とおもうかね?これは100の楽器に匹敵にするものなのだよ!」🎵●●●
学生たちとの私のレッスンでは、レッスンの3/4は【音の探求】に向けられた勉強です。
🎵ーピアノの弾き方ー🎵
指先は、常に前線の兵士のように待機状態になければいけません。
その他の全てすなわち手首から先、手首、前腕、鎖骨、肩甲骨、背中などは、いわば(前線をバックアップする)の輩で、この銃後は上手く組織されていなければなりません。
良い音に不可欠な前提条件は、●🎵🎵🎵前腕、手首、それに肩から指先までの手の完全な自由プラス緊張を解いた状態です。●🎵🎵🎵ーーーーーーー
「ピアノ演奏芸術」の本の内容は、どうしたらピアノを弾けるのか、生徒さん、親御さんにわかりやすく説明しています。