2019.03.03
3月20日はこちらの学区の小学校、卒業式です。
そして最後に6年生全員で歌われる曲は
「旅立ちの日に」小嶋登 作詞 、坂本浩美 作曲
この定番の名曲、実はプロの作曲家の作品ではありません。現役の校長先生が作られました。
S63.3月に赴任した小嶋先生は、その学校がとても荒れていて
「歌の力で生徒達を変えていこう」と学校全体で取り組み、そして歌声が響くようになったそうです。
特に男子生徒が、歌う格好良さを知ったとのことでした。卒業の折、先生はこの頑張った生徒達に歌をプレゼントしようと
「白鳥が自由に空を飛んでゆく」のをイメージして作った歌を、先生達が生徒達に合唱しました。
もともとは先生が生徒達に送る歌であり、思いあふれる旋律は各地の卒業式で響き渡っています。
その合唱伴奏を、教室の生徒さんが務める事になりました。
伴奏者もオーディションで選出されたそうです。
色々なな思い出が詰まった学校生活、忙しい日々、その合間をぬってピアノレッスンに通って頂いたこちらにも、沢山の思い出があります。
私自身もこの3月を、感慨深く過ごしてゆくのだろうと思います。
しみじみと感謝して、そして、伴奏の成功を祈っています。