心に残るエピソード1『第4回 ほほえましいご夫婦』
2016.03.18
~レッスンの宝物~ 心に残る、生徒さんとのエピソード1
「なぞのご指名~順調なレッスン~別れ」
♪第4回 ほほえましいご夫婦♪
「弾きたいあなたのいつもそば」
野田・柏・流山市・柏の葉から車で10分
プリマベーラピアノ教室の
木村由紀子です。
それでは、早速、第4回を書きたいと思います。
順調にレッスンも進み、1回目の発表会では、
ギロックの叙情小曲集の中から弾かれるまでに
上達されました。
2,3回目発表会では
北欧のあまり知られていない作曲家の隠れた名曲を
音に心を乗せて
彼女らしく素敵に演奏されました。
そんなA子さんですが……実は
彼女のご主人は
ピアノにあまり興味を示さない方とのこと。
いつも、レッスンの時に
「家で早慶戦をやっているんです。」
と、すこし不満げにお話されます。
(彼女が早稲田でご主人が慶応出身です)
それはとても他愛も無い事なのですが
彼女がピアノを練習していて
ご主人に、感想を求めると
「ぼくは、ピアノの事は全然分からないからなー」
と、
気のない返事ばかりされるそうです。
そのエピソードを色々伺っていて
お二人のやり取りが目に浮かぶようで
微笑ましく思っていました。
でも、発表会には
お忙しいお嬢さんの代わりにご主人は来られて
「いつも家内がお世話になっています」
と丁寧にご挨拶してくださり
彼女の演奏に聴き入っておられました。
ピアノ自体に興味はないご主人も
頑張っている奥様のことは
応援なさっているのだなと思いました。
次回は、彼女とのレッスンを超えた
楽しい時間について書きたいと思います。
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