2018.09.04
トピックスをご覧いただき、ありがとうございます。千葉県香取郡多古町にある「ピアノ教室CAT(キャット)」の先生です。
「ピアノでいろいろな曲が弾けたらいいな♪」
ですよね!
いろいろな曲、弾けるとうれしいですよね♪
それには、まず、手の柔軟性が必要です。
ピアノの習い始め、ごくごく始めでは、5本の指の場所(ポジション)が決まっている曲が多いと思います。(たとえば、ドレミファソだけで弾けるような曲)
この時期は主に初歩的な楽譜の読み方、指の使い方を学んでいるので、ポジションが決まっている曲が理想的です。
しかし、いつまでもこれでは曲のレパートリーが広がりません。
次の段階で必要なテクニック、それが「指返し」です。
この「指返し」を使ったものが、「スケール(音階)」です。
そして大切なことは、手の柔軟性です。
ピアノを弾くとき、指はいつも「ドレミファソ」の鍵盤に乗せているものではありませんし、まして1本指にしていたら、他の音を弾くとき不便ですよね。
ピアノを弾く手は、いろいろな動作をします。開いたり、閉じたり。そのようなことが、鍵盤の上でスムーズにできるようになると、弾いた音もスムーズに聞こえます。
さて、ピアノ教室CAT(キャット)では、この段階になると、『こどものスケール・アルペジオ』という楽譜を使うことが多いです。
ここで♯、♭を目にすることも多くなります。(調性のお話は、またいずれ…)
ここまで来るのに、いろいろな練習を積むことになると思います。
「スケール(音階練習)しよう!!」
となったら、お家の方はお子様をいつもより、もっと褒めてあげてください。
それほど、音階練習は大切で、初級から、中級への橋渡しになるからです。