2017.02.27
トピックスをご覧いただき、ありがとうございます。千葉県香取郡多古町にある「ピアノ教室CAT(キャット)」の先生です。
「ピアノがないと、レッスンしてもらえませんか?」
これ、お問い合わせの時、一番多いご質問です。
「そんなことは、ないですよ。」
というのが、私の答えなのですが、
「お急ぎになることはないですが、ピアノのことはお考えになった方がよいと思います。」
と、付け加えています。
さて、デジタルピアノの登場と普及により、アップライトピアノは、「アコースティック」「生ピアノ」などと呼ばれることも多くなってきました。
あらためて、アップライトピアノの良さって、何だろう?、と思いました。
音の良さ? かっこよさ?
「アコースティックピアノ」はグランドもアップライトも、ハンマーと呼ばれる部品が、弦(俗にいうピアノ線)をたたくことで音が鳴ります、
長年、練習することで、演奏している人の指は、弦の震えを感じるかのように、また耳は、空間に広がる音の響きを感じ取れるかのように、繊細な感覚が養われるようになることでしょう。
デジタルピアノはずいぶんと「アコースティックピアノ」の再現ができるようになってきたと思うのですが、やはり、かないません。
まして、それ以外の楽器(エレクトーンなど)は、鍵盤があるという共通点があるだけで、ピアノの代用品にはなりえません。
とくにお子さんがピアノを習い始める際、ぜひ、繊細な感覚を味わってもらいたいと願っています。
でも、いきなりピアノといわれても。
長続きするか、わからないし。
その通りです。
だから、急がず、楽器選びをしていただきたいのです。