2026.04.02
この2年間はとても忙しい2年間でした。理由の1つは、この2年間リトミックの最上級の資格を取るコースで勉強していたことです。ちょうど6年前のコロナ禍が始まった5月。時間だけは沢山でき、以前から興味を持っていたリトミックをこの機会に取り組んでみることに。4年間は地元でしたがこの2年間は毎月東京へ。宿題もあり試験もレポート提出もあり忙しかったのです。ソルフェージュ・リトミックの為のピアノ演奏法・リズム・ティーチング・理論・のみならず、劇団の先生によるパントマイムの授業・モンテッソーリの授業・ボディテクニック、と様々なことを学びました。リトミックの創始者ダルクローズは、演奏技術一辺倒時代に「子どもは感受性や聴覚能力の発達に応じた音楽教育を受けた後でなければピアノを弾き始めてはならない」という確信を持ち、それをきっかけにリトミックという新しい教育法を考え出したそうです。また彼は「音楽的才能」については「すべて健康なそして頭脳の正常な子どもは、皆平等な才能を持って生まれるものである。誰もが潜在的に音楽的才能を持っており、それをうまく引き出し伸ばしていくことが教育者の目的・役割となる。」と述べているとのこと。誰もが音楽の才能を持っているのですね。さらに、今回体系的にリトミックを学んで私が最も大きく感じた点は、子どもたちが、内面で感じたものを即座に身体で表現していくリトミックの活動を積んでいくことは、集中力や身体のコントロール力の他、様々な能力を向上させることは勿論ですが、正解・不正解ではない、個々の内面から生まれた身体全体と結びついた表現は、安心や喜び、心の安定に繋がっていくものである、ということです。子どもたちが皆全員持っているという音楽的な能力をこの心と結びついた喜び・情感・安心感を大切にして、レッスンしていきたいと思いました。また、「教えるより引き出す」「心が動き身体で感じるリトミック」「言葉を超えた言葉として人と繋がるリトミック」、の経験・視点から、生涯に渡ってずっとピアノを自分の大切なものとして感じ続けてくれるような喜びを伝えていけるようにレッスンできたらなあ、と思いました。
東京で共に学んだ20数名の仲間の先生方は、関東。東海圏のみならず、東北、新潟、長野、高知や九州など全国から通われていて、既にリトミックの教室を個人やカルチャーセンターなどで開いている方や短大で他の科目と共にリトミックの講座も担当されている方、県立高校教諭で音楽科のある高校や現在は特別支援学校の先生、大手の子供タレント養成アカデミーの能力開発レッスン担当の先生、幼稚園園長先生、副園長先生等々。。ピアノの先生もいらっしゃいましたが皆さんリトミックを既に仕事でたくさんされていらっしゃる方がほとんど。一方私はマンション内のレッスン室でスペースの関係もありますが私は普段のレッスンでこれまでほとんどリトミックをしていなく、勉強することがたくさん。大変でした。が、コミュ力もエネルギーも凄い素敵な魅力的な先生仲間ができました。これからは少しのスペースでもできるリトミックなどを取り入れたいと思いました。
もう1つは、全国転勤の娘が東京からこちらに2年前転勤。子どもが2年半前生まれていて、娘は報道の仕事で忙しく、衆議院選の折には深夜2時過ぎの帰宅など。私は、モンテッソーリの授業で「人間が0歳〜3歳までに得る知識は、その後の60歳まで一生懸命習得して得る知識に等しい。」と知ったこともありサポートも一生懸命でした。また「0歳・1歳・2歳のリトミック」を勉強していたこともよりサポートが楽しくなっていたかと思います。お孫ちゃんもだんだん大きくなり、昨年末のミュージックパーティに初参加。一番中央に出ていってダンス?を踊ったり、ピアノも演奏?し、グーで色々なところを弾き、隣でリズムやハーモニーをつけて弾いてあげると嬉しそうで、「もう1回」「もう1回」とピアノの前を離れず、皆の笑いを誘っていました。
随分長い投稿になりましたが、そんな2つの理由から、生徒さんへのレッスンは勿論気が抜けませんから、このサイトへの投稿は、とても遅くなってしまいました。新年度が始まりました。新たな気持ちで、頑張っていきたいと思います。