2017.12.21
秋から冬にかけて小・中学校では文化祭や音楽祭の行事があります。
毎年、秋になると
「伴奏のオーディションあるから、今日レッスンしてくださ~い!」と急なお願いがあります。
ところが ‼︎
①オーディションまでの日にちが短い
②楽譜を配られただけで、まだ曲を聴いたことも歌ったことも無い
③子どもの手のサイズでは弾けない所がある
④学校の先生はピアノ伴奏の指導まで手が回らない
①~④の条件で丸投げされた曲を(涙)突貫工事並みに形にしなければなりません(汗)
私はまず、弾き辛い所を簡単に弾けるように少し音を減らします。
私が弾くのをお母様に録画して頂き、聴き覚えて練習し、運よくオーディションで選ばれたら、毎週のレッスンで伴奏のコツを教えます。
今年は小学3年生のYちゃんが「本番ぜんぜん緊張しないで弾けたよ!」とニコニコ顔でした。
昨年は中学3年生のT君が合唱祭の伴奏をしました。
「誰も立候補が無かったので…しかたなく僕が手を挙げました」
曲は森山直太朗「虹」 伴奏譜は上級レベル。
T君は意欲満々ですが、ワンフレーズ弾くのもやっとこさ。
本番までに間に合うのか?と焦る私 。
しかし、かつて無いほどの頑張りと猛練習で何とか弾けるようになりました\(^o^)/
「本番が成功して、すごく気持ち良かったです」と誇らしげでした。
皆で一緒に演奏する楽しさは、きっと一生の思い出になることでしょう。