2017.12.23
年の暮れとなり、レッスンは半月ほど冬休み。
クリスマスやお正月は家族で楽しく過ごせる時期ですね。
発表会後は中だるみになりやすく、読譜など基礎力の強化をします。
「読譜力」は特に大切で、10才頃までに身につけたいものです。
冬休みに写真の音符カードの丸暗記を宿題に出しました。
歌や他の楽器に比べ、ピアノの楽譜は音符が多く、いちどに素早く読譜できる能力は必須です。
まず「一つずつ音符が読める」
次に「2つ3つのつながりで音符が読める」
さらに「音の高低とピアノの鍵盤の位置」や「音の長短」「リズム読み」も必要です。
テキストが進むと、楽譜を文章や段落のようにとらえる力もつけなければなりません。
ピアノを弾くためには「読譜力」の他に「音を聴く能力」「手指の身体能力」など色々な要素が必要です。
習い始めの時期から、子どもさんにより能力の個人差があるようです。
また自宅練習における、お母様のフォローの正しい方法を伝える必要も出てきます。
日頃のレッスンでは生徒さん一人ひとりの対応に追われますので、時間の余裕のある時にテキストや教材を整理して「この生徒さんには、何を補充してあげれば良いのか?」を考えたりします。