2016.01.28
最近、高校生以上の生徒さん達は、弾きたい曲を弾いて楽しんでいる子が多いです。
発表会ではたいてい有名な曲を弾きますし
発表会に関係なく普段のレッスンでもいろいろな曲を弾きますが、弾かないで過ぎてきた曲は山ほどあります。
中には、発表会が終わったらすぐに次の発表会に向けて取り組む子もいますが、この時期ほとんどの子は、今から発表会で弾くには少し簡単だけれどこれは弾いておきたい、という有名な曲を弾いて楽しんでいます。
高校二年生のAちゃんとは園児の頃からのお付き合いです。
Aちゃんも最近は高校生活が忙しくてなかなかピアノを弾く時間がないので、少ない練習時間でも弾けるようなものを弾いて楽しんでいます。
最近はショパンの曲を弾いているのですが、
『華麗なる大円舞曲』も『幻想即興曲』もすぐに弾けるようになり、『子犬のワルツ』などは初見でもほぼ弾けてしまいました。
私はAちゃんの成長を改めて感じて、とても嬉しく思いました。
生徒さんの中には、ツェルニーのような練習曲はあまり好きじゃない、という子もいますが、どんな曲でも真面目に練習するAちゃんは、ハノンもツェルニーもバッハやソナタも頑張って進めてきました。
その成果が今表れているのを感じます。
少し前に弾いた『ラ・カンパネラ』もとても素敵でした。
ピアノが大好きでよく弾けるAちゃんですが
だんだん大学受験で忙しくなると思うので、いつまでレッスンに通えるかわかりません。
いつかAちゃんのピアノを聴けなくなる日がくるかと思うと、とても寂しいです。
大学生になってもずっと一緒にピアノが弾けたらな、、と思っていますが、それはわかりません。
今はAちゃんと1日でも長く一緒にピアノが弾けて、1曲でも多く聴かせてもらえたら、、
と思っています。