2015.11.17
今年の発表会で『英雄ポロネーズ』を弾いた高校生の生徒。
ピアノが大好きな彼女はいつもよく練習してあり、本番でも落ち着いて上手に弾けます。
今回も練習の成果を発揮できて、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
本人も上手く弾けて発表会が楽しかったのでしょう。
発表会が終わって初めてのレッスンで、「ちょっと気が早いかもしれませんが、、」と、もう来年の発表会で弾きたい曲をリストアップして持ってきました。
いえいえ、高校生は忙しくて、1年なんてあっという間に過ぎてしまいますからね、全然気が早いことなんてありません。
そして何より、発表会を楽しく感じてくれたことと、次の曲を考えてきた意欲がとても嬉しいです。
彼女が持ってきたのは、モーツァルト、プロコフィエフ、ショパン、の3曲で、どれも難しい曲ばかり。
モーツァルトは少し練習してあったので早速レッスンでも弾き、次も練習して進めてくることにしましたが、発表会でその中のどれを弾いてもらうかはまだ決めませんでした。
彼女が弾くことを考えながら私が弾いてみて、どの曲が1番彼女らしさが出せるかを考えたいからです。
彼女でなくても、生徒が弾きたい曲を言ってきた場合は、その曲がその子の技術で弾けるのか、特に発表会など人前で弾く場合はその子の良さができるだけ出せる曲を弾かせてあげたいので、それを考えながら弾いてみて、弾く曲を決めます。
しかし、彼女が今回持ってきた3曲はどれも私がずっと弾いてない曲ばかり、、
ひゃー、これは大変!
これはきっと、神様が、練習するように私に仕向けてるのだわ、、
と思って、慌ててそれらをさらっています。
でも、久しぶりに弾く曲はどれも新鮮で、やっぱりピアノが弾けるって楽しい♪と、改めてピアノが弾けることに感謝しながら楽しくピアノに向かうこの頃です。