かんのき松井ピアノ教室

ピアノを演奏することは　絵　を描くことに似ていると思います。
例えば、一本のチューリップを描く（＝弾く）とします。
鉛筆で大体の輪郭が描けた＝楽譜の音が読めた。
絵の具で塗っていく＝強弱などアーティキュレーションをつけていく。
赤一色でベタベタ塗っていくのか、陰影やグラデーションを用いるのか、また視点や構図・その時の気分などなど、完成する絵は十人十色。
ピアノの演奏も全く同じことが言えます。
同じ曲でも演奏する人によって全く違う仕上がりになります。
レッスンしていく過程で、そんな音楽の色（音色）を聴く耳と、それを味わう豊かな感性や音感を育んでいけたらいいなと思います。
そして、まだ弾けない曲を練習する「忍耐力」「集中力」や、
弾けないところを取り出して何度も繰り返し練習して弾けるようになる「やればできる」という気持ち
上手に弾けるようになった「達成感」
また、発表会やコンクール、グレードテストなどで人前で演奏することによって、「緊張感」の練習にもなります。
定期的に「緊張感」を経験することで、いざというときの人生の大舞台でも力を発揮出来るようになります。
ピアノレッスンで生徒さんたちにお伝えしたいことはまだまだたくさんありますが、今日のところはこれくらいにしておきます(^_^;)

何事も練習しなければ上手になりません。
練習の大変さを、少しでも和らげてあげれるように、一人一人の進度に合わせ、真心を込めて指導しております。
生徒さんたちに芽生えた「音楽の芽」を、講師がもぎ取ってしまうことがないように、大事に、大事にレッスンしていきたいと思います。