2026.09.19
代々木上原駅の近くには、私の好きな二つの音楽ホールがあります。
一つは、東口から徒歩2分ほどのところにある「ムジカーザ」。
グループ桐の発表会でもお世話になっている、親しみのあるホールです。
もう一つは、西口から徒歩3分ほど、古賀政男音楽博物館内にある「けやきホール」。
ベーゼンドルファーのピアノがあり、私も以前、ピアノランドの発表会で2度演奏したことがあります。
そんな二つのホールを、たまたま2日続けて訪れることになりました。
9月17日はムジカーザへ。
大学時代の恩師、三浦みどり先生を偲ぶ会が行われました。
昨年10月に卒寿のお祝いをしたばかりでしたが、その後体調を崩され、今年の立春の日に旅立たれました。
門下生からとても慕われていたみどり先生。偲ぶ会には、先生を慕うたくさんの方々が集まりました。
先生と若い頃から親しくされていた方々の懐かしいお話を伺い、門下生によるピアノ演奏を聴きました。会場には先生ご自身の演奏も流れ、懐かしいお声まで聞くことができました。さらに先生の楽譜を門下生の皆さんに分けてくださいました。
先生を失った寂しさは消えません。
それでも、集まった皆さんと「これからも頑張っていこう」という思いを一つにできたことは、とても嬉しいことでした。
これほど多くの方に慕われたみどり先生。
先生から教えていただいた大切なことを、今度は私たちが次の世代へ伝えていきたい。そんな思いを強くした一日でした。
そして翌18日は、けやきホールへ。
今度は、ピアノサークル「ボヌール」の発表会です。今年は10人が演奏しました。ボヌールでは毎月1回の弾き合い会で研鑽を積み、1年に1度の発表会で、その成果を披露しています。
発表会の会場は毎年変わりますが、今年は私も気に入っているけやきホール。そのホールで演奏できたこと、そして仲間10人の心に響く演奏を聴けたことを、とても幸せに感じました。
演奏を終えたあとは、楽しい打ち上げ。
音楽の話をしながら過ごす時間も、また大切なひとときです。
恩師を偲んだ一日と、仲間とともにピアノを奏でた一日。
まったく違う二つの集まりでしたが、振り返ってみると、どちらの日にも「音楽を続けていく」という思いがありました。
先生からいただいたものを次の世代へ伝えながら、励みになる仲間たちとともに、自分自身もピアノを弾き続けていく。
ピアノを弾けるうちは、ずっと演奏していたい!
そんな思いをあらためて強くした、代々木上原での二日間でした。