2022.04.13
都会の道端に食べられる野草がどのくらいあると思いますか?
昨日は、洗足池公園や東京工業大学キャンパスを1時間ほどお散歩したり、我が家の玄関脇の植え込みを覗いたりして野草を摘んできて、天ぷらを作ってみました。集めた野草は13種類、皆さんはどのくらいご存知ですか? 私にとっても初めて食べたものもあり面白い経験でした。
一番美味しかったのはセイタカアワダチソウとヨモギの新芽、我が家では毎年春の時期の定番で、野草らしい苦味と特徴のあるキク科の香りがはっきりしていて野草料理の醍醐味を感じさせてくれます。
ヤブガラシ・ハルジオン・ユキノシタ・たんぽぽの花は食感がしっかりしていてほのかな苦味を楽しみ、カラスノエンドウ・オランダガラシは癖がなくやさしい味にほっこり、ノコンギク・ヤマみつばも意外に癖のないサッパリ系でした。
つくしは初めてかき揚げにしてみましたがシャキシャキした食感で独特の香りがあり美味しかったです。また、ハナダイコンの種の詰まったさやを見つけたので採ってきてそのまま天ぷらにしたら枝豆のような香りがあり意外な美味しさ、そして野草と言うわけではありませんが桜の若葉ははっきりした苦味があって後から桜の香りがふわっと追いかけてくる不思議な天ぷらでした。
採ってきた野草がすべて天ぷらに適した素材というわけではありませんでしたが、自然への感謝を感じつつ、地震で野菜が買えなくなっても食べられる野草は身近にたくさんあるぞということを再確認した1日でした。