2019.08.13
昨年の第10回浜松国際ピアノコンクールで優勝したトルコのジャン・チャクムルをご存知ですか。人懐こく、優しく、おしゃべりな彼。思わずチャクムル君と呼びたくなります。
12日にミューザ川崎シンフォニーホールで尾高忠明指揮 東京交響楽団のコンサートがありました。前半はチャクムル君のピアノでシューマンのピアノ協奏曲イ短調、後半がショスタコーヴィチの交響曲第5番 ニ短調 作品47<革命>でした。
チャクムル君はオーケーストラの奏者とそれは楽しく会話していました。例えばオーボエの人がソロで問いかけすると、チャクムル君は僕はこう思うよと答えるのです。その会話がワクワク、そしてうっとりするのです。こんなに楽しくオーケストラと会話のキャッチボールのあったピアノ協奏曲を初めて聴きました。そして彼そのものが音楽でピアノを弾いているのを忘れるほど音楽が生き生きと空中を舞っているのです*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
アンコールは、トルコのピアニストのファジルサイが作曲したブラックアース。不思議な響きとリズムでゾクゾクしました!
後半の東京交響楽団のショスタコーヴィチの交響曲第5番もすごかったです!ロシア革命と深く関わりのあるこの交響曲。
ミューザ川崎シンフォニホールは舞台を観客席が囲むように設置され、観客で満席でした。そして、まさに観客と一緒に音楽を作り上げた感じでした。苦悩、不気味さ、喜び、平和など様々な感情が音楽から感じられました。
今回のコンサートでノックアウトでした(@_@)
素晴らしい音楽に感謝です❤️