2021.03.26
ピアノで手のフォームを作ることの次にすぐやって来るのは、2つの音をつなげる→スラーの習得です。
このスラーの練習も、すぐにできてしまう人もいますが、理解が難しいという人に焦点を当てます。
小学生は“はかり”を使って指の重心を次の指に移動することを体感します。
乗せた指を、針が動かないように次の指に変える動きが鍵盤上でスラーになります。
幼児さんにとってはこの理屈の理解も年齢が低いほど大変です。
そこでまた出る練習グッズ『ゆれるどうぶつスポンジ』
黒鍵の上にスポンジを乗せ、2と3の指で黒鍵を交互に弾くと、犬がコロンコロンとスイング。
幼児さんはスラーの練習という意識ではなく、犬をゆらしたい一心で「やるやる!!」
噛みくだいた説明をされないと今一つ理解力が足りなかった自分
なのに質問することもできない幼少期のコンプレックスが、今は、どうしたらわかりやすく楽しく伝えられるだろうと考えることの原動力になっています。