2021.03.09
現実とファンタジーの世界の区別をまだ付けられない様子の幼児さん。
理屈よりも、手や体を使い、体験を通して色々なことを身につけられるのが理想です。
レッスンではボールや積み木など様々なアイテムを使いますが、半分以上は目的と違う方向へ向かってしまいます。
彼らはファンタジーの世界へ行ったままなかなか戻って来ないことがたびたび💦
けれどその想像力豊かなイメージの世界にひたる姿がおもしろく、本当はじっと見ていたい気持ちです。
残念ながら時間は限られているので、現実に引き戻さなければなりません。
そこで『時っ感』という時計型タイマーを試しています。
幼児さんでもセットできて、色の部分が減っていくので、まさに残り時間が実感できるというものです。
レッスンのはじめに自分でセットしたいらしく、私の声も聞こえないファンタジーに没頭し始めると「大変 ! あとこれしか時間がない!!」
と叫ぶ私の声にタイマーを見てやおら戻って来ます。
自分でセットしたので。
彼らの想像力を切り捨てるような言葉を使わなくて済むのは、『時っ感くん』のおかげ・・・?
幼少期から『時間を意識する訓練』はしておいた方がいい と自分を省みて思うのです。