2014.04.29
今、教室で使っているピアノは17年経過しているピアノです。沢山弾き込んで弦を幾度となく切らし、その度に御世話になっている調律師さんに張り替えて頂き、、、。
グランドピアノを買い替えたのはこれが三台目になりますが、前の二台のピアノは学生時代にかなり使い込んだピアノ。今所有しているピアノを購入する前に生徒さんに譲りました。譲ったのはもう十数年も前の話になりますが、その頃の生徒さんはもう立派な社会人になり、ピアノに触れる生活はなくなったとのこと。でも、嬉しい事に当時の生徒さんのお母様がピアノを習い初め、毎日弾いて楽しんでいると聞いて、その事も感激!眠らせることなくピアノを使って下さっている事にも本当に嬉しい!の一言です。
現在の教室のピアノは、当時新品のピアノを生徒さん方が沢山演奏してくれ、また自分自身も沢山弾き、真新しいピアノの音を少しずつ味のある音へと導いてくれた思い入れのあるピアノです。
調律だけでなくハンマーを削って弦を調整して頂いたり担当の調律師さんには本当に良くして頂いています。
調整する度にピアノが新しくなった気がして、生徒さん方がまたこれから更に味のある音にしてくれるんだなぁと思うとワクワクします。
いつかまた新しいピアノを置きたいと思っていますが、今度は今のピアノと置き換えるのではなく、調整し続ける事になってもずっと手元に残しておきたいピアノです。うーん、、、二台置くとなると部屋のスペースがっ、、、!とも思いますが、これからも大切に育てていきたいピアノです。