2014.06.18
レッスンが終わると私の伴奏で生徒さんが「ありのままで~」を歌います。
皆なノリノリ(^^♪
サビの超有名な「ありのままで~」の部分は誰でもOK。
ただ、ここ数十年、ポピュラーは全部シンコペーションの嵐。
「シンコペーション」とは拍がずれるリズムです。
♩♩♩♩(タンタンタンタン)と素直には来てくれません。
♪♩♪(タタンタ)とずれるのです。
トトロの出だしもトットロ、ントットロ~と「ン」が入ります。
「ありのままで」も、後半「冷たく大地を~」からはこのシンコペーションのリズムが4小節に渡って怒涛の様に続くのです。
その上に訳した詩を乗せた訳ですから、途端に歌詞入れが難しくなります。
1つの音符に「たく~」とか「まい~」とか2つの語が入る事に((+_+))
また、歌詞を歌い終わった後にも音は上がり下がりしますので、のんきに伸ばしていられません。
カラオケでもこの部分になると,もう悲惨な程、いい加減な歌が多くなって(*_*)
これが「案外この歌は難しいぞ」って言われる訳でしょうね。
生徒さんとは、このシンコペーション部分になると私は伴奏を弾きながら大きな声で誘導します。
ほとんどユーチューブやお友達との歌い合いでこの部分は適当に覚えています。
誰でも一度覚えた所を直されるのは嫌なものですが、私と歌っている内に楽しく、自然に直ってきます。(^^)/
ソルフェージュで鍛えた高学年の生徒さん達には、楽譜のリズムを見せて「ホラ、ここまたシンコペーションだわ」と話すと「オオオー」と頭でリズムの譜割りを正確に理解してくれます。
これを機会にシンコペーションのメロディー聴音を入れています。
「これでいいの~自分を好きになって~」良いですね~。
癒されますです。(^_-)-☆