2014.06.14
ユネスコ記憶遺産にシベリア抑留の記録が日本からの申請の1つに。
シベリア抑留って知らないですよね?
私の父は学生時に戦地へ、そしてシベリアに強制連行され、地獄の強制労働を3年。
極寒のシベリアで死んでいった日本の若者は10数万人とも20数万人とも、
その数さえ未だ明らかにされていません。
敗戦、北方領土問題で歴史の闇に。
一度だけ父に「日本に帰れないかもしれないと思った事はなかったの?」と聞くと
父は「いつか絶対日本へ帰る、と言う希望を持てなかった者は皆死んでいった」とーー。
希望?
国も誰も助けに来てくれないシベリアで希望等どうやって持ち続けられるものなのかーー。
ワールドカップ前の本田選手が優勝する事が願い、奇跡を呼び込むと言っていました。
奇跡って希望を持ち続けた人にだけ贈られるものなのかも知れませんね。
父の日に「今もシベリア抑留記録をユネスコ申請運動して下さっている方々がおられる」と報告したいと思います。
さあ、いよいよ日本のワールドカップ、希望を奇跡に。