2026.05.29
今年も母の命日を迎えました。
母は歳を重ねると
「○○ちゃん、登記簿を預かっておいて。」と
私に渡し、次第に
「私の実印を持っておいて」
「通帳を預かっておいて」と
次々と渡して来るので、責任重大で私もたじろぐ程((+_+))
ある日、
「どうしてお母さんは私を此処まで信頼してくれるの?」と聞いてみました。
すると
「だって○○ちゃんは小さい頃からずっと真面目だったでしょ。」と答えたのでビックリ((+_+))
エエー―?そんな風に思ってくれていたの?と
物凄く嬉しかったですね。
毎日の様に会って毎日の様にケンカしていましたが、母にこんな質問をした事も初めてでしたし、母が此処までハッキリ、こういう返答をするとは思ってもいませんでした。
しかし、人とは何歳になっても実母から褒められる、信頼されるーと言う事が、これ程子供に幸福感を与える事なのだと初めて実感しました。
そう母に言われて、振り返ると、其れ迄
私がやりたいーと言う事を母から反対された事は何一つ、無かったです。
「免許を取りに行こうと思うんだけど」と母に告げた時も
「自分でアルバイトして教習代を支払うなら勝手にしなさい。」と言われ、
「卒業したら○○さんと結婚しようと思うんだけれど」と話した時も
「あっ、そう」と一言( ;∀;)
私は三姉妹の真ん中でしたので、スルーされる確率が高いのかなあ等と思っていました。
ある時、小学生の息子が
「お母さんもお祖母ちゃんからピアノを練習しなさいって言われていたの?」と聞くと母は
「貴方のお母さんは言われなくても自分で練習していたから、一度も言った事が無い。」と答えたので、息子は拍子抜けしていました。
今、思うと、母は私を信頼してくれていたのだなと子供として本当に嬉しく有難く思います。
(歴史好きな私)
伊達政宗は実母が溺愛していた弟を切り殺し、
織田信長も実母が可愛がっていた弟を切り殺し
徳川家光はあれ程乳母の春日局に愛されて居ても実母が溺愛していた弟を切腹に追い込んでいます。
どんな猛将でも知将でも母親の愛情が自分に向いていない――と言う事が大人になっても苦しく、許せなかったのでしょうかーーー。
私は今、2人の息子達に
「私は誰よりも貴方たちを信頼している。」と
口に出して伝える事にしています。
2人とも「はいはい」と笑っていますがーー。