2022.01.28
園や学校で感染が出た生徒さんにはご本人はピンピンお元気ですが、念のため、有る一定期間、お休みして頂いています。
そこで、ラインレッスンを始めた訳ですが、想像以上にこれが、自分で言うのも何ですが、大好評。
何故なら、私がピアノに向かって弾いている動画が満載だからです。
思えば、普段のレッスンは、生徒さんの横に座って指導。
コロナ禍になってからは、1メートル程右後ろに椅子を置き、距離を保って指導。
たまに私が「此処はこう弾くよ。」と近くに寄ると生徒さんの方が明らかにグイ――ンと身体を左に避けるので、「ごめん、ごめん」と言いながら
生徒さんの後ろに撤退――と言う感じでした。
それが、カメラは私の手が良く映る位置に設置しているので、トリルの入れ方、両手の合わせ方等、バッチリ。
しかも動画では何度も難しい箇所を繰り返し弾いているので、我ながら、良く弾く様になったと思っております。
しかし、どうも日頃から私は良く弾くタイプの先生らしいです。
私の友人は、「私は絶対に弾かない!」生徒が真似するから!」と言うのですが、
「大きい子なら兎も角、小さい生徒さんにも全然弾いてあげないの?」と聞いても
「絶対弾かない!真似するから」と(*_*;
そう言えば自分の先生を振り返っても小学校の時の先生は隣に座られていましたが、弾いてくれたのは年に1度、発表会の曲ぐらいだったなあと。
中学の時の先生はグランドピアノを2台並べておられましたが、それこそ、たまーーに少し弾く程度で聴いた事が無い。
高校の時の先生に至っては、3年間、レッスンでは一度も先生の音を聴いた事が無いです。
先生のコンサートで初めて聴きました。
大学の時の先生も、たまにワンフレーズチョロっと弾かれる程度でーー。
やはり私は弾くタイプの様です。
以前、中学生になって私に変わって来られた生徒さんのお母様から
「前の先生は全然弾いてくれなかったけれど、今度の先生は弾いてくれるんだよ。」と息子が喜んで話していましたーーと言われたので、エエーあの先生の方がよっぽど私等よりお上手だけれど??と思ったものでした。
特にラインレッスンになってからは、自分が弾く機会が増えているので、私も懸命に練習しております。
何せ、生徒さんは学校から帰宅して動画を送って来られる。
それを翌朝繰り返し聞いて注意点チエックしてそこを弾いて説明している訳ですが、朝一は声楽と同じで、まず、指のほぐし練習をしてからで無ければ、思う様に指が回りません。
午後からのレッスンだと違和感は無かったのですが、この指の動きの違いは本人には良く判るのです。
生徒の皆さん、先生も練習してますよおーーー
皆さんも、せっせと動画お送って下さいね。