2020.08.15
5月から三密回避対策で保護者の方、ご兄弟の方の付き添いをご遠慮して頂きました。
内心、年少さんや年中さん達には難しいかなあ?と思いましたがーー。
ところが、4か月経って
「お母さんと一緒で無いとイヤだーー」と駄々をこねる生徒さんはゼロ。
時折、玄関の外でお母様のスカートにつかまっていても
「行ってらっしゃい。」と言われ、玄関が閉まると別人の様に元気にスタスタと部屋に入って行き、
「先生!今日ね、幼稚園であれやってこれやって、それが有ってー」といつものお喋り(#^.^#)
お迎えに来られたお母様に
「先生、うちの子大丈夫でしたか?」とご心配そうに聞かれると
「全然大丈夫でした。」と答えるのが申し訳ない程元気ーーー(^-^;
始めの2,3回まではカバンから楽譜や筆箱を出し入れするのも大変そうでしたが、
これも誰一人、
「先生、手伝ってーー」と泣きごとを言う生徒さんはおらず。
逆に
「先生がドリルに丸付けしている間にピアノの本を並べておいてくれる?」
と頼むと年少さんがグランドピアノの上に自分の楽譜を並べてくれます。
それならーーと
「今日弾く、クリップの所開けておいてくれる?」
と頼むと何とこれもバッチリ出来る様になりました。
何と言う成長ぶり((+_+))
これまで新しい曲は私の弾くピアノの隣で聞いてもらっていましたが、
ソーシャルディスタンスで、
机の上で楽譜の音を指で押さえて音を読みながら、私のピアノを聴いてもらう様にすると、ドンドン読譜能力が向上(^^)/
小さなお子さんは楽譜を目で追う事が難しいのですが、それもこのお陰でバッチリ出来る様になりました。
これもコロナ対策で思わぬ収穫(^^)/
リズムとソルフェージュもソーシャルディスタンスで、
「今日何ページの何番か先生に教えてくれる?」と聞くと
始め「2と6」と言っていた生徒さんが
「先生、本当の読み方教えて!」と言うので教えている内に
最近は「26番」と言える様になって来ました(*^^)v
この年代の
「知らない事を知りたい!」と言う意欲はスゴイです。
生徒さん達の自立力は日に日にアップ(^^)/
レッスンの流れをすっかり覚えた小さい生徒さん、
「先生!次は音当てだから、筆箱片付けて良いですか?」と聞いて来て自分でお片付け。
これまで楽譜や筆箱の出し入れをお母様が手伝って下さっておりましたが、それも全部、自分で出来る様になりました。
スゴイなあと感心する事ばかり。
三密回避対策で、改めてお子さん達の加速度的な成長、自立力に驚くばかりです。