2020.03.28
先週のヴァイオリン発表会の伴奏合わせの時、ヴァイオリンの先生が親指の向きについて、非常に興味深い指導をされていました。
その指導とは、弦を押さえる左手ではなく、弓を持つ右手の親指の向きが、外側に反り返っていると自由に弾けないということでした。親指は軽く弓に添えるだけなのだそうです。
まさにピアノでも同じことが言えます。
親指以外の指(2〜5指)で弾いている時の親指の形、向きはどうなっていますか?
反対の手の方に向かって反り返ってはいませんか?
これが反り返っていると、弾けるものも弾けなくなってしまいます。無駄な力が入ってしまっている状態になります。
この反り返った指の形が癖付いてしまうと速く弾くことはかなり大変です。
正しい手、指の形で、自由自在に鍵盤を操りたいものですね。
弾きにくい…と感じた時は、一度自分の弾いている指が正しい形かチェックしてみましょう♫