2015.10.19
こんにちは。枚方市のピアノ教室、YOKOピアノ教室です。
さて、最近聴いたコンサート第3弾です。気が付くともう一月も前の事になってしまっていますが、
行ってまいりました。
「エマニュエル・パユ&クリスティアン・リヴェ デュオコンサート」
パユと言えば、もちろんあのベルリン・フィル首席フルート奏者です。リヴェは天才肌のギタリストです。もう、天才同士のあうんの呼吸がビンビンと伝わって来て、感動しっぱなしの2時間でした。
プログラムはアラウンド・ザ・ワールドと銘打って、ピアソラあり、ヘンデルあり、シタールの響きが東洋的なシャンカル、アメリカの現代作曲家カーター、サロン音楽のモリーノ、リヴェ本人作曲の曲など、盛りだくさん。最後はバルトークのルーマニア民族舞曲でした。
まず最初のピアソラから素晴らしかった。タンゴの歴史という曲ですが、大人の音楽という感じで、酸いも甘いも知り尽くしたような歌い方、間、色気、二人のセッションも絶妙でした。パユの音色は変幻自在でした。
どんな時代の、どんな国の曲でも最高の演奏を聴かせてくれました。
アンコールは、イベールの間奏曲とヴィラ・ロボスのモディーニャ。リヴェの演奏から音楽を受け取るときのパユの嬉しそうな笑顔、私も客席でそうそう!と大興奮です。デュオの喜びが伝わってきました。大満足です!
いつも思いますが、一流の演奏家ほど、ものすごい集中で一心に演奏されていますね・・。
想像できないほどの練習もされていると思いますが、体中が音楽の塊になって演奏されています。
それが実は一番難しい事だし、大切な事ですね。私も、もうすぐコンサートが控えていますが、本番に向けて集中していきたいと思っています。