2019.07.31
こんにちは。
枚方市のピアノ教室、YOKOピアノ教室です。
コンサートの次の日、今度は大阪が誇る文楽を観に国立文楽劇場へ!人形浄瑠璃です☆
高校時代に大阪の芸能を知るという遠足?で、学校から観に行ったのが最初で、それから機会を見つけては通っています。
今年は仮名手本忠臣蔵です。江戸時代の義理人情の世界ですが、時々今の感覚と違いすぎて、なんで?と思うことも・・。
不思議なことに、人形なのに凄く表情豊かに見えます。周りに人形遣いの方が3人も付いているのに、いないかのように錯覚します。ちょっとした手の動きや首の傾げ方、歩き方や仕草で沢山の表現ができるようです。
そしてなんといっても太夫の方々の語りがすごいです。一人ですべての登場人物と物語を語ります。
三味線も音色と間で、空間を作ります。
大体4時間くらい観るのですが、いつもずっとワクワクしっぱなしです。
私は普段は西洋音楽を演奏し、西洋楽器のピアノを弾いたりするし、楽譜というものを使っていますが、文楽を観ると、何か日本人の感覚や間を、無理なく感じます。感情も揺さぶられます。またこれも、生と死を描いています。
語りも人形も、ものすごい技です。日本の芸能にも、もっと沢山の人に親しんでほしいな!と思います。