2019.06.11
こんにちは。
枚方市のピアノ教室、YOKOピアノ教室です。
さて、イタリア、アッシジの聖フランチェスコ教会でのコーラスの本番の日。
朝から練習をして、本番前の教会でのリハーサルに臨みます。まず、日本の曲を歌ってみると、響きがすごくて、ピアノやほかのパートの声を聴きながら歌うと、どんどん遅れていってしまいます。つまり、耳に聴こえてくる音は、教会に響いてから届く音なので、それに合わせるとばらばらになってしまうという事です。
それで、とにかく各パートが指揮者に合わせる事、日本語は母音が多いので、子音をしっかり立てて、はっきり目に発音することを気を付けることになりました。
それから、聖歌もリハーサルをしていよいよ本番です。
夜21:00~のコンサートに、本当にお客様が来て下さるのか?と心配していましたが、沢山の方々が聴きに来てくれました。
日本語の歌は、本当にお客さんの反応も良く、私たちもとにかく伝わるように、言葉に心を込めて歌ったので、大きな拍手を頂きました。
聖歌も、ベルリンの合唱団の方々と、しっかり声を合わせて、楽しめました!音楽でつながったな!と感じました。
今回の経験で、言葉にならない感動を得られました。
後で録音を聴くと、残響がなんと8秒もあったそうです。やはり教会はすごいです。
教会の鐘の音も録音してきました。ピアノ曲に、よく教会の鐘が出てきます。実際のレッスンでも、動画と共に教会の鐘の音を聴かせています。実体験を踏まえてのレッスンが出来るようになり、ますます楽しくなりました。
今回のような音楽に特化した旅行も良いものです。やはり、目を閉じるとアッシジから見下ろした緑の美しさ、ただの観光地ではない、巡礼の教会の聖堂のすごさが浮かんできます。