2015.07.10
今日の朝刊に・・・チョン・キョン・ファさん
近く、70年代にデュトワ指揮で演奏したライブ録音を初リリースされるそうです
指の故障で演奏活動を休止し、その後、病気を受け入れて、客観的に自分の音楽を聴くことで、しがみついているものを手放せるようになり総てが自由になったと書いてあります
4月のアクロス演奏会、アンコールでは足が疲れたからと、ヒールの高いパンプスを脱いで、演奏されました
実は、リハーサル(3時間)は椅子に座りっぱなしで、足も少しお悪くなり、会場入りも全て、エレベーターを使用されるほどでした
ヴァイオリンは立って演奏します
「疲れたんだから、脱いだっていいじゃない」
・・・・そんな感じがしました(*^▽^*)
先の大阪の演奏会では幼い頃から母親がヴァイオリンをいつも耳元で演奏してくれたように、前列に座っていた子供の近くによって「愛のあいさつ」を演奏されたとか・・・
本人が「したくない」と言えば、無理にヴァイオリン教師でもあるお母様は、練習をさせなかったそうです
新しいCDは、パリで録音されたシベリウスとチャイコフスキー協奏曲
どちらも聴かせる名曲
まるで、寝かせていた芳醇なワインを、時を経て、ようやく味わう時が来たような・・・
音楽へかける情熱と鍛錬に鍛錬を重ねた、彼女の人生の歴史も感じられることでしょう
早速、楽しみたいと思います♬