2015.05.30
五嶋龍さんのヴァイオリンリサイタルで譜めくりを先日、行いました
ジャパンツアー12公演の10公演目の福岡公演
さすがに少しお疲れ気味な様子でした
ピアニストのマイケル・ドゥセク氏は、お人柄も優しく大きな気持ちで龍さんを支えていて、何よりも「幸せな音色」を奏でる演奏家だと思いました
ピアニストであったお母様の楽譜を持ってこられていて、それは博物館行きクラスのもので、剥がれ落ちてもいけないので、他の楽譜も合わせて、製本しました
実は、CD録音にカーネギホールでも演奏されてきていて、リハなしのぶっつけ本番だったのです
そのため、龍さんも開演までの休憩タイムがあり、ピアニストはひとり練習という具合で本番を迎えました
こんなことは、実は初めてでした(-_-;)
龍さんは、時間を見つけてはジムでトレーニングし、空手三段ですので、コンサート各地でも空手道場へ出稽古しに行くそうです
とってもマッチョでした
「龍くん」と周りの方たちも呼ぶほど、幼い頃からスターであったことは、間違いないのですが、大変な努力と鍛練でこの日があるのだと音楽からもつくづく感じました
お客様を楽しませることを、天性でやってしまうところは、もちろんただ者ではないと思います
クロイツェルとフランクどちらも重厚なソナタです
CDとは確かに違う「ライブ」でしか味わえないエンターテイメントな夜でした