2019.11.06
バスキア展を観賞した。
芸術の秋だけに、東京も注目の美術展が豊富で学会の合間に足を運んだ。
ニューヨークは未踏の地だが、多種民族国家だけに、あらゆるルーツを持つ文化が混在するのだろう。
27歳の若さで亡くなったジャン=ミシェル・バスキア。
ハイチ系アメリカ人だが名前にはフランス風味。
ドレッドヘアに黒人アーティストと言う風貌は、白人至上主義の時代だけに、余計に脚光を浴びたのは事実だろう。
落書きのような作品には、イメージと断片的な多くの言葉がリズミカルに散りばめられていた。作風はいたって過激なようだが、私にはいたく繊細な人物のようにも映った。
つまり、言いたいことは全部描くよ、言葉でもなんでも、、、そんな想いがしたからだ。
アンディ・ウォーホルの限りない応援を受けて派手な80年代を駆け抜けたキャンパスのストリートキング。
彼もゴッホと同じく高い評価を受けたのは死後である。。