2019.10.27
「蜜蜂と遠雷」を観た。
母校のバッハザールがコンクール会場として提供されているのと、吹き替えのピアニスト達の競演が前情報にあり、とかく楽しみに出かけた。
朝から晩までの果てしない練習、仲間との友情や、紡いできた時間が映像と共に思い出された。
私自身、音楽から得た人生観、音楽で繋がった縁、そして人としての素地となった学生時代がいかに恵まれたものであったことを実感する。
あくまでも映画として楽しめるが、書籍そのものを映画化にするには、なんとも尺が短い。
ドラマだと丁寧に映し出されるものがあるのかなぁ、、、と少し不満が残った。
その後、学会へ出席するため、東京へ向かった機内で、映画の為に発売されているピアニスト藤田真央さんの演奏を聴いた。チャイコフスキーピアノコンクール2位の若い才能が溢れていて聞き応えがある素晴らしい内容だった。