2016.04.07
真新しい制服を着て学校帰りにレッスンに来てくれた中学生、その姿を見て胸がいっぱいになりました。音階の音粒がいっぺんにお澄まししたお姉さんになったかのようでした。
こんにちは! おしみピアノ教室です
ピアノを始めて1年…2年…
どうしても弾いてほしい教本があります。
きっと両手使いのピアノマジシャンになれますよ。
やさしいインベンション(教育藝術社) です。
右手でも左手でもピアノで歌える手をそだてるために。
拍子にのって弾く楽しさを知るために。
四分音符と八分音符のリズムを整って弾けるために。
四分休符を感じる緊張感を味わうために。
音符と鍵盤がピアノを弾く手と一致するように。
指使いを考えることがどうして大切か知るために。
何度も何度も一緒に歌います。
何度も何度も右手と左手を代わる代わる私と一緒に弾きます。
鍵盤ハーモニカと合わせてみます。
メトロノームに合わせていろいろな速さで弾いてみます。
はじめは知らないメロディだったのに、廊下を歌いながら帰っていくのが聴こえてきました。
中学生のお姉さんも高校生のお姉さんも、卒業したお兄さんもみんなこの本から10曲のインベンションを弾きました。今ではみんな右手にも左手にも耳をすますことが楽しくなりました。バッハの曲が大好きです。