2016.01.21
タートルを2枚重ねてブーツをはいて、川沿いの冷たい風もなんのその、みなとみらいまでセミナーに行ってきました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
「あっという間に全調が弾ける本」というタイトルにすぐ飛びついて購入した添田みつえ先生のセミナーでした。
添田先生が、ハ長調ばかりの曲からいきなり♯が4つもある調のバイエル82番が難しくて嫌いで…という子供時代のエピソードをお話ししてくださいました。
その時さっと浮かんだのは、クリスマスの弾きっこでバイエル82番をCDコンチェルトしたYちゃんのお顔でした。
どの調もきれいに調えて音階を弾けるようになってきたYちゃんは、楽譜をながめてまず調と伴奏形を確かめて、これをほぼ初見で弾いてしまいました。しかも真ん中は転調していることまで気づいてくれました。
1回弾いて曲の感じがつかめると、自信もでたのでしょう。2回目3回目と、嬉しそうにとても音楽を気持ちよく感じているのがわかります。
すてき!すてき!
レッスンを積み重ねて譜読みに苦しまずに余裕をもって弾けると、誰もが難しいと敬遠しがちだったあのバイエル82番だって、とても愛すべき曲に生き生きと生まれ変わったかのようです。
今週は子犬のワルツの譜読みに入りました。調号はなんと♭5つです。
思った以上になんなく右手が弾けてしまいました。
指使いに苦労せず、すっと黒鍵にも指がおさまる感覚です。地道に音階練習を続けてきてよかったですね。
でもあっという間に全部の調が弾けたら夢のようですよね。
どんなに調号が多くてもアレルギーを起こさないように、そして調には性格があるというのがわかっていただけるように、
もう少しこの教本を研究してみなさんにお伝えできればと思います。