2014.11.07
今日は穏やかな1日でした。
玄関先がホワイト・イエロー・オレンジのビオラで賑やかになりました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
「この楽譜を見て、何か気が付くことはありますか?」
ピアノを始めて楽譜を開いたその日から、この質問をします。
新しい曲を宿題にする時も、まず尋ねます。
初めて弾いてきた時にも、尋ねます。
楽譜を見て「なぁるほど!」 と自分で気づく喜びを知ってほしいからです。
今日も初めてのレッスンの4才ちゃんにも早速尋ねてみました。
「いちごふたつ~はっぱはみどり~」「ボールみた~い」「どーなつみた~い」「くろいのが3つある~」「これなあに~?」
気が付いたことを可愛い2のお指で楽譜を指さして、たくさん伝えてくれました。
バッハインベンション1番を弾き始めた5年生のYちゃん。
「まだ両手では弾かないでね」
「声に出して歌ってみてね」
「左手をいっぱい練習してきてね」 とだけ言って宿題にだしました。
弾いては止まり、弾いては止まり、
びっくりするほどたくさん気が付いたことを教えてくれました。
「バッハさん、いろいろおもしろいこと考えるね~」 と嬉しそうなお顔、とてもすてきでした。
私もその答えにワクワクしたり、感心したり。
「何か気が付いたことあるかな?」の積み重ねができていたのです。
少しずつバッハさんの音楽と仲良しになれたらいいですね。
インベンションとは何ぞや? の説明を聞かされて、弾いてみたらやっぱり難しくて、バッハはおもしろくな~い、とならないようずっと考えてきました。
バッハを好きな子が育つことを、初めてのレッスンから夢見ています。