2014.10.12
公園の横を通りがかると、ピアノを始めたばかりのRちゃんが「せんせ~~ぃ♫」と駆け寄ってきてくれました。とってもうれしくてハグしちゃいました。
こんにちは! おしみピアノ教室です
「トランペットメヌエット」という曲がすっかり気に入って練習してきてくれたS君。
習い始めて1年が過ぎました。
ド ドドドド ミ ミミミミ ソ ソソソソ ド~という同音連打をファンファーレのごとく指を替えながら弾くのが楽しいようです。
この曲、曲集の中にトランペットメヌエットというお題で独立した曲としてのっています。
コンクールの課題曲にもなったことがあります。
でも実は18世紀イギリスのダンコンブという作曲家のソナチネの2楽章なのです。
1楽章の優雅なゆりかごのようなメロディは力んだ手では美しく弾けません。
3楽章はジーグですが、狩りの様子をうたっていますから、勢いが欲しいです。
それぞれの楽章の印象がはっきりしていて小さいソナチネながら、これは勉強になります。
3楽章まであると知ったS君、「えっ? これってソナチネなの?」
「…?」
「ソナチネって上手くなった人が弾くんだよね?」
「…まぁそうかな?」
「お母さん、ぼくがソナチネ弾いているのわかっているかな?」
曲の内容を説明しなくてもソナチネというだけで全楽章やる気満々のS君なのでした。
冬の弾きっこの曲はこれに決まりですね!
音楽の楽しさを知るきっかけになることを願って、これからのレッスンがどんな展開になるかとても楽しみです。