2020.02.26
新型コロナウィルス感染の不安が広がっています。できる限りの対策を一人一人で考えていきましょう。日常生活を見つめ直し子供たちがエチケットを身につける機会になるのではとも思います。
ピアノはみんなが手で触れるもの、レッスン室は狭い空間です。
これまでもレッスン後には毎回ピアノを磨き、除菌シートで床や机ドアノブをさっと拭いて1日のレッスンを締め括ってきました。鍵盤はアルコールで拭くと痛むので鍵盤専用の除菌クリーナーを使っています。除菌グッズは通年置いてあります。
その名もみんな仲良し 「じょきんた君」
レッスン前に手が汚れている時はもちろん、おやつを食べながら来た時、鼻をかんだ時、咳くしゃみをした時、鼻やお口に指を入れた時、レッスン中でも「じょきんた君」します。
女の子は髪の毛が長い場合、レッスン中に気になってレッスンに集中できないことがよくあります。ゴムをお渡しして結んでもらいますし、髪の毛を触ってばかりいるようでしたら「じょきんた君」の対象です。
最近は自宅からレッスンへではなく学校や学童の帰りに、他の習い事からレッスンへの生徒さんも増えましたから、「じょきんた君」に直行が当たり前になりました。
時にはお顔までまっくろけ?の男子君も。濡れタオルでゴシゴシと拭いてあげてさっぱりしてからピアノに向かうこともあります。これが可愛くて…子供は遊んで元気が何より!
レッスンバッグはテーブルの上にどん!ではなく椅子の下へ。
冬はコートをお部屋に持ち込まないようにしましょう(花粉症対策でもあります)。
よそのお家に入るときは玄関先でコートを脱いでから、夏は素足ではなく靴下を履くというのはマナーでもありますね。靴下がどろんこだったら履き替えてきてね!
これらのことを グループレッスンでお伝えしたところみんな心がけてくれるようになりました。少しずつマナーを身につけてエレガントになっていく生徒さんを眺めるのも楽しみの一つなのです。
私もここ数年季節性の咳に悩まされていますのでマスクをしてレッスンすることがあります。乾燥を避けて声を潤すためお茶をレッスン中でも摂らせていただくこともあります。
そして何より疲れをためないこと! 無理せず休む!
きちんと食べてたくさん寝ての環境を子供たちに整えてあげるのが親としてできる最大の対策ですね。
しばらく地域の情報にアンテナを張り対応して参ります。
ただ不安に駆られることなく、日々丁寧に暮らすことに立ち返り、大好きなこと美しいもの愛しいもの良い音楽に接して免疫力をアップしましょう。
もちろんレッスン帰宅後は手洗いうがいを忘れずに!
感染が広がらず1日も早く終息することを祈っています。