2017.12.07
みんなで弾きっこが終わって、次はこの曲弾きたい!あの曲弾きたい!とにぎやかなレッスン室。楽譜の準備に大わらわな11月でした。
こんにちは! おしみピアノ教室です
そんな中、私は楽譜棚からソナチネと名の付く曲を弾く、弾く、弾く。
そして11月のカレンダーの裏に「みんなでソナチネ」と大きく書いてみんなの名前も書き並べてレッスン室に貼りました。誰が誰のソナチネを弾く?
ソナチネをお勉強しましょう!
ソナチネのなぁるほど!をさがしましょう。
楽譜を開いてまずはリズム打ち。右手と左手のリズムを二人でたたきます。何回かやるうちに楽しくなっていくコツがわかります。リズムで音楽の流れをつかみましょう。
「やさしいインヴェンションとなんか違うね」 という意見が上がりました。
次に早くメロディを弾きたいのを我慢して左手伴奏から。メロディに伴奏をつけるのではなく、伴奏にメロディが乗っている感覚を身に付けると安定感がでます。
伴奏の役割と伴奏を弾く技に耳をすましてほしいのです。
そしてメロディを何度も何度も歌いましょう。切ってみたりつないでみたり大きい声で小さい声で息継ぎを確かめながら。まるで国語の音読をしているように心をこめて歌えるように。
そして同じ曲なのにちょっと違う楽譜もあるのよと見せてあげると、「なんで?なんで?」と間違え探しのように夢中で見比べていました。
「ソナチネ…きらいじゃないよ!」 と言ってくれたみんな。
ピアノ道を進んで行くにはどうしても通らなければならない道です。
みんなでソナチネの弾きっこしましょうね。
最後に当時の楽器「フォルテピアノ」の演奏を聴きました。
王様や王女様が暮らす宮殿ってどんなところかしら?
200年250年前に流行ったソナチネの時代の空気を感じてみることができるといいですね。
でも別の時代の人が作ったソナチネもあるんですよ。
聴いてみたい聴いてみたい!の声に答えて今度のグループレッスンの時にね。