2017.11.26
近くの公園や山々の紅葉も楓も桜も銀杏も色づきました。
色・形様々な落ち葉を眺めて歩くのは楽しいものですね。
こんにちは! おしみピアノ教室です
山を見ているとどんな木が植わっているのだろう、山の向こうに何があるのかしら、あの山の中に誰が暮らしているのかな、なんて思いませんか?
曲の中にどんな音がかくれているかしら?と思って勉強する時の気持ちと似ています。
そこでちょっと大きめ付箋を、ある2小節の両脇に貼ってもらいました。
「窓みた~い」と言ってくれたのでこれを名付けて「秘密の窓練習」と呼ぶことにしました。
窓から見える景色…どんなでしょう?
なんとそこだけ取り出すと弾けない!ということが起こります。
みんな面白がって閉じたり開いたりしながら、たった2小節の音楽を「ん?」じっとのぞいて考えます。
スラスラと弾けるようになった曲も秘密の窓を開けると新たな発見「なあるほど!」がいっぱい。
その1つが、拍です!
曲全体をメトロノームに合わせて弾くと、とても窮屈な音楽に感じます。
でも秘密の窓に隠れた小さい世界を拍という目印、拍と拍の関係を意識して弾いてみるだけで、曲全体が締まってきます。
テンポ感に迷いがあったり意識がいかない時、試してみてくださいね。
バッハのフランス組曲を練習していたRちゃん、バッチリです。次回は「木を見て森を見ず」とならないようバッハを楽しんでね。
弱拍から始まるフレーズも弱拍音に付箋を貼って隠して1拍目から弾いてみましょう。
一拍目がすっきりと気持ちが安定して自然に歌うことができます。
7才ちゃんは弱拍音が見え隠れするように付箋をななめに折って貼ってカーテンを描いてくれました。音楽が歪にならずに思い切り元気に弾けました。
練習の工夫をするって楽しいですね。