2019.11.21
こんにちは!
サロンフリューゲルピアノ教室の
中尾朋子です。
ピアノを弾く時に必要な筋力をつけるため
私の教室ではピアノを弾き始めて半年くらいのお子様から指の運動をしています。
使う教材は、初めは私が作った短い練習曲から始めます。
そして、『指をきたえる』という全部の調を弾く練習曲か
『ハノン』をやります。
『指をきたえる』は、最初は鍵盤の図が書いてあり
小さなお子様でも取り組みやすいですし、黒鍵にも慣れることができます。
『ハノン』小学2年生くらいのお子様から始めることが多いですが、現在は幼稚園のお子様も練習しています。
ハノンは全てハ長調で書かれているため、黒鍵を使いません。
ですから1曲に対して2、3種類の調で練習してきてもらいます。
Nちゃんはハ長調ではとても良いテンポで弾いてきてくれました。
しかし、ニ長調で弾くとき親指や小指で黒鍵を弾くことがあるため、指を前後に押したり引いたりして、速いテンポで弾くことができない上に
なめらかになりません。
まだ小さな手の方は大変ですが、鍵盤の奥に指を置いて
黒鍵と黒鍵の間に手が自然な形になるようなポジションで弾くと良いわよとアドバイスしました。
できるかな〜と心配そうなNちゃんですが
きっと克服できると信じています。
指に力がはいらなければ、黒鍵の山を楽に越えられるようになり、なめらかに弾けるようになりますよ。