2022.11.29
大人の生徒さんで、ショパコンで優勝された小林愛実さんのコンサートに行き、途中で寝てしまったんです、と私に以前話していましたが、確かにベートーヴェン、ショパンの有名な曲はともかくとして、ピアノソナタやピアノ協奏曲等はとても長くて一般の方は知らないと退屈してしまうかもしれません。
久しぶりに仲道郁代さんのベートーヴェンのピアノソナタ集を聴いていて、これはやはり学生の試験曲だなぁと思うのですが、仲道郁代さんのソナタはメリハリ、強弱、流れる演奏で試験曲には全く聞こえてこないのです。
仲道郁代さんは学生の時に日本音楽コンクールで優勝されていますが、可愛らしい容姿とは全く対象的なとても男性的な演奏で、最初に聴いた時は、迫力ある演奏に脱帽しました。
ペダルの踏み方に特長がありました。
川口リリアに来られた時にはチャイコフスキーの協奏曲1番を演奏されました。
協奏曲やソナタは長いので、事前にプログラムを見て予習して何度か家で聴いていくと良いと思います。
知っている曲はモチベーションが上がります。
長く演奏活動をされていて実力派の仲道郁代さんの演奏は心引かれるものがあるので、また機会があれば聴いてみたいと思いました(^^)