2020.10.20
10月も中旬となり、すっかり冷え込んできましたね。
大人の生徒さんがパッヘルベルの「カノン」を弾いてみたいということで、「先生、楽譜は持っていないので、ありますか?」という事で教室の中の本棚からゴソゴソと色々探してみました。
初心ではなかったのであまり簡単なアレンジではつまらないし、かといってこの原曲はとても難易度が高いのです。
途中で挫折しない程度のカノン探しをしました。
3つほどありました。
2つは右手の有名なメロディーが単音になっていたので、弾いてみると厚みのない感じでした。
1番良かったのはジョージウインストンの「パッヘルベルのカノンの変奏曲」です。
ジョージウインストンのアルバム「December」の中に入っていて、私は昔聴いて、それから感動して楽譜を買いました。
このアルバムはとても売れました。
「カノン」とは、1つの声部を他の声部が追いかける技法で、子供に話すときには分かりやすいよう例にとって「かえるの歌」を引き合いに出します。
パッヘルベルは、ドイツの作曲家で室内楽や教会音楽等の作曲をしましたが、殆ど楽譜はもう残っていないそうで、カノンはとても貴重なのだそうです。