2020.03.15
新川直司の人気漫画「四月は君の嘘」が映画化されたのは2016年で、もう既に4年前の作品ですが、昨日テレビで放映されていました。
私は、この漫画も映画も見ていませんでしたが、この作品がピアノに関する作品だという事は知っていたので、気にはなっていました。運良く見られました。
山崎賢人演じる天才ピアニスト有馬公生と広瀬すず演じるヴァイオリニスト宮園かをり、この2人の互いの才能に共鳴、成長する姿を描いた作品です。
漫画は3年以上も続いた連載の作品を映画という2時間のみに凝縮しているので、どうなの?とも思いましたが、この題名の「嘘」の疑問は見ることで全て解けました。
最後の東日本コンクールでのショパンのバラード1番を弾く山崎賢人さんの舞台演奏はとても良かったです。
半年間の猛練習をされたようで、その成果が出ていました。
この曲は、私も高校生の時に弾きましたが、家で弾いていたのを聴いた母が「この曲はとてもいい曲ね!」と後にも先にも初めての感想を言ってくれたので、とても印象に残っています。
後半に入る広瀬すずさんとのヴァイオリンとピアノの掛け合いは感動的な演奏でした。
数少ないピアノが題材の映画ですが、青春の一コマを描いた爽やかな作品でした。