2019.09.26
らららクラシックで「ハノン嫌いじゃないぜ」特集に作曲家の、宮川あきらさんとピアニストの伊藤恵さんが出ていました。
練習曲といえば今はバーナムが主流ですが、私の子供の時にはハノンでした。
長い単調な曲の繰り返しでしたが、私は無心で弾けるので、結構好きでした。
弾きながら、頭では何か別の事を考えたりしている楽しい空想の時間でもありました。
作曲家の宮川あきらさんは、中学生の時にハノンにハマり、そのおかげで今がある、という話をしていました。
🔘ハノン教則本
19世紀前半、フランスの作曲家ハノンがフィンガートレーニングのために書いた教則本。
同じ音型をひたすら繰り返す。
ピアノで1番退屈な練習曲、という否定的な意見もあるようですが、単調だからこそ問題点を直しやすい。
「5本の指を平均して訓練すれば、ピアノのために書かれた曲は何でも弾くことが出来る」とハノンは記しています。
バーナムは、練習曲には適していますが1曲がとても短いので、指の訓練にはツェルニーやハノンの併用が良いのでしょう。
リズムを変えたりアクセントを付けたり、そして指の力を練習によりくまなく強化できるハノンの魅力を再確認出来ました(^^)